もじもじ

カーテンコールを受けるのは俺たち

昔からそういうところがあるよね

昨日夕方5時、そろそろ晩ごはんの準備しなきゃなと思いながらデレステしていたら近所に住む友達から電話がきた。家も近いし仲もいいので連絡を取り合っているが急に電話が来るのは何かあったなと思った。過去記事にいつも登場する高校からの友達である。

え、何、どうしたの?というわたしに友達はちょっと半笑いで今やばいことが起こった、聞いてほしいとだけ言われた。心の準備が全くできていないので、どれくらいやばいの?と質問したら妊娠したくらいやばい。と返ってきた。彼氏いなくて妊娠はめちゃめちゃヤバいレベルの話じゃん!!!!!!となりこちらも取り乱しながら続きを待つと、

 

「会社クビになった」

 

えええ〜!?えええ〜〜〜!?!?しか言えなかった。

ヤバすぎてなんか笑ってしまった。人事からその話が出て40分後にわたしに速報を入れてくれたのは友達としてうれしいが、去年転職したばかりなのに何事だと恐ろしくなった。コロナ禍での業績とかが主な理由としてあるんだろうけど、勤務態度とかそういうことを言われたらしくこちらも悔しかった。電話一本で3月末まで在籍にするから転職活動をしてほしいという会社のやり口が気に食わなかった。

電話中旦那氏が帰宅したので一旦電話を切ったがどうしても落ち着かなくて車で友達の家まで行って喫茶店へ行きさらっとご飯を食べた。あらゆるお店が8時までしかやっていないのでデカフェのーヒーをテイクアウトして車で話しながら帰宅した。

もう起業しようかなとか資格取ったほうがいいのかなとか、一生独身かもだし手に職つけないとかな〜と淡々と話す彼女が心配だったが、友達には情に厚いけど仕事や彼氏には情が薄いところがあるのでまだよかったのかもしれないなと思った。よくないけど。彼女はすぐにできる選択を引き延ばす悪癖とさらに選択を間違えがちなところがある。でもそれ以上に愉快で楽しい人なのだ。無職同士頑張ろうと言ったもののわたしは一応主婦でもあるので、不安の差があって、転職が不安な気持ちがわかると思ってもほんの一部分だけである。それでもきっと這い上がれる、わたし達は一緒に大学の公募推薦を落ち、推薦進学ばかりのクラスで一緒に必死に勉強してなんとか大学生になれたんだから。(ちなみにわたしは滑り止めも滑り、滑り止めの滑り止めに後期試験で合格したくらいにギリギリ体験をした。強くなった。)

いろんなことがあってまだ強くならなきゃいけないの?と思うとやるせないけど、じめじめして生きるより強くたくましく楽しく生きてやる。敵の急所を狙えるくらいになりたい。