もじもじ

カーテンコールを受けるのは俺たち

個人

え〜〜〜〜〜〜〜〜い何をいつまでうじうじごちゃごちゃ言ってんだ!目を覚ませ!表出ろ!三食ちゃんと食べてそこそこ運動しろ!って感じでひっぱたきたいけど、わたしの大事な感情が揺れまくってたことなので記録しておく。今はもう、終わったことはどうでもいいんだけど。

 

 

結婚式前の秋くらいからわたしはずっとおかしかったと思う。マリッジブルーだけじゃない、何かに焦っているような、わたしがわたしじゃないような。式も終わり不安定感がやっと落ち着いてきたので、いま思っていることをとりあえず書き留めておこうと思う。その頃のもやもやを捨てるように髪をばっさり切った。すっきりした。

7月に旦那さんの試験があり、春からずっと勉強をしていた。夕食を食べたら2時間勉強、土日はみっちり図書館。土日でもお弁当を作っていた。入籍してすぐこの状況で、うっかりテレビ見ながら「京都いいな〜」なんて言おうものなら「ごめん、そういうちょっとした一言も新婚なのにかまってあげられてないっていう負担になる…」のような感じでかなり気を使っていた。わたしなりに。なるべく。努力の甲斐あって筆記試験を通過して面接があり、面接練習を家でやったりした。11月上旬、面接も無事に通過し合格した。

努力を見ていたから本当に本当にうれしかった。職場でも周りの人がお祝いをしてくれていた。飲み会がやたら増えて、試験が終わってもずっとさみしかった。温泉に行こうねとか、楽しみにしていた約束を忘れるようにジムに通った。ここでちゃんと気持ちを伝えられなくてこじれてたんだなと今ならわかる。そこに結婚式の打ち合わせが始まったものの「もちろん手伝うけど、やっぱり結婚式は女性の憧れだと思うから主導権は握って欲しい」と言われてわたしは一緒にやりたかった、とひっそりと肩を落としていた。準備が始まったものの本来は好きそうな打ち合わせや準備が辛かった。あんまり興味がないってわかるから。いつもみたいに一緒に楽しくやれるって期待しすぎていた。ここでもわたしが気持ちを伝えるのを諦めたのだった。やっと試験が終わった旦那さんを、興味のないことに引きずりこめなかった。転職とか引越しとかのライフイベントを考えないといけない中、年末年始に引き金になることがあった。そこからは完全におかしくなっていた。1月あたりのブログなんて本当に暗くてもう見てられないよね。

旦那さんはとてもまめで、尽くすタイプだ。付き合ってすぐは慣れなかったけれど、いつしか慣れて距離が近いことが当たり前になっていた。それが心地よくなって甘えてしまったわたしがよくなかったんだと思う。

わたしは元々他人に期待しないように生きてきた。ネガティブな意味では全くなくて、本当に他人が自分になにかをしてくれるとか気にかけて見てくれているとか思っていなかった。その割にわたしは人のことをかなり見てるタイプなのでひとりで疲れてる。

このあたりが旦那さんと距離が近すぎておかしくなったんだと思う。自分と他人の境界線が少し曖昧になってたのかもしれない。年末のちょっとした出来事もいつもだったら少しむすっとするくらいだったと思うんだけど、いろんな条件が組み合わさってわたしのよくない想像とかがごちゃごちゃで本当に苦しんだ。ご飯が食べれなかった。「他人だからしょうがない」を以前は素で思えていたのに、言い聞かせないといけなくなっていた。今まで気にもしてなかったようないろんなことが気になって仕方なくて辛かったし、常に不安感があった。胸がずっとつかえていたのを覚えている。コミュニケーション不足だったと思うけど、わたしの距離感とか情緒が完全に乱れてた。「昔のわたし」「昔からひとり」になりたかった。ひとりで感じる孤独よりも分かり合えない孤独感のほうがかなりしんどい。

考え方が短絡的になっていたこともある。なにかの行動に対して「この行動をするということは、わたしは大切にされていないのでは?」とか関係もないのに繋げて苦しい思いをしたりした。それは冷静に考えるようになって改善された。これ昔からの悪い癖だったことに最近気づいた。

ひとりで生きていけるようにならないといけない。その上でわたしたちは一緒にいるんだった。人生なにがあるかわからないから。まだ経過だけど、前みたいに自立してほどよくどうでもよくなれてきている。相手のすべてを知ろうと思わず、わたしのすべてを見せない、ちゃんとわたしを生きていた昔のわたしに回帰しよう。回帰とか言うと戻ってる感あるけど、一皮剥けた感があるんだ。絶対にわたしはすてきな人になるんだ。ここに愛はある。わたしの幸せはわたしが掴む。